ロジャー・ノリントン ランキング!

ロジャー・ノリントン ワーグナー:管弦楽曲集

ノリントンというと古楽とかピリオド奏法とまずいわれてしまうが、彼のキャリアの始まりはテノール歌手であり、合唱団創設者であり、オペラ指揮者だった。その彼が“1880年代のウィーンフィル”と呼ぶスタイルでオケを編成した演奏、録音。弦楽部が総勢で28名(通常のフルオーケストラは第1、第2バイオリンだけで32名)、第1、第2ヴァイオリンは左右に分かれて配置され、そう構成されたことで、各声部が非常に鮮明に響き、歌い、立体的に交響する。特に金管楽器のきらめくような音とスケール感は特筆もの。それに伴い木管楽器や、ハープ、トライアングルの音もそれぞれの出番で美しく響く。選曲、曲順も考え抜かれていて、長さや曲調にかかわらず、すべてがクライマックスのような状態。1曲目の冒頭、トランペットのソロの単音だけで、ワーグナーの祝祭世界にいざなわれていく。とはいえアルバム全体の流れとしては、「パルジファル 第1幕前奏曲」が最大の山場。ワーグナーの前奏曲では、「タンホイザー」や「マイスタージンガー」が勇壮な曲として知られているが、「パルジファル」が、これほど壮麗な響きで鳴り響くのを初めて聴いた。このCDは、各曲の終幕部分がすばらしい。たとえば「ジークフリート牧歌」のラスト、40秒間続くヴァイオリンの同一音はこの曲をしめくくるのにふさわしい、吐息のようなロングトーン。2010年にノリントンがシュトゥットガルト放送交響楽団を率いて来日した時、アンコールに演奏したのは、「ローエングリン第3幕前奏曲」。このアルバムも同じで、駿馬の疾走のように、自信満々に輝いて、楽劇世界の幕をおろす。 ワーグナー:管弦楽曲集 関連情報

ロジャー・ノリントン ロジャー・ノリントンのワーグナーへの道 [DVD]

ノリントンがワーグナーの演奏について考察するという興味深い内容でした。とても安価で非常にお買い得でしたりた ロジャー・ノリントンのワーグナーへの道 [DVD] 関連情報

ロジャー・ノリントン モーツァルト:歌劇《イドメネオ》 [DVD]

実際にザルツブルクで生の舞台を観まして、その感動を再び味わうべく購入しました。ノリントンの演奏は非常にダイナミックでありながら細部の表現も行き届いており、しかもテンポがいいので安心して聴くことが出来ます。難しいオペラ・セリアですが、これならば初心者でも大丈夫でしょう。演出はヘルマン夫妻によるもので、抽象的な美しい舞台です。特にこのオペラのカギとなる合唱の使い方が良いです。台本には登場しない演者を入れたのも成功だといえるでしょう(好き嫌いはあると思いますが・・・)歌手陣は皆本当に素晴らしいですが、個人的にはエレットラを熱唱したハルテロスがおすすめです。幕切れのアリアなど鳥肌ものです。コジェナーも長身、美貌、美声故にイダマンテには申し分ありません。ヴァルガスも演技は今ひとつですが、歌は万全で、パヴァロッティが省略した反復部分も歌っています。これだけ素晴らしいのになぜ4つかというと、やはり生の魅力には勝てないからです。 モーツァルト:歌劇《イドメネオ》 [DVD] 関連情報




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